こんにちは、ひつじボッチです@・ω・@
最近とってみたい資格が出てきたので、紹介させていただきます。
その資格は、生成AIパスポートです。
「生成AIパスポート」って何?
「生成AIパスポート」は、一般社団法人 生成AI活用普及協会(GUGA)が発行している認定資格です。
「生成AIパスポート」の公式サイトでは、以下のように記載されています。
生成AIパスポートは、AI初心者のために誕生した、生成AIリスクを予防する資格試験です。AIを活用したコンテンツ生成の具体的な方法や事例に加え、企業のコンプライアンスに関わる個人情報保護、著作権侵害、商用利用可否といった注意点などを学ぶことができます。本資格の提供を通じて生成AIリスキリングを促し、生成AIを安全に活用するためのリテラシーを有する企業・人材の可視化を推進しています。
引用元: 生成AI活用普及協会(GUGA) 公式ホームページ
要は「これからAIについて勉強していきたい」「個人的にちょっと興味がある」って人のAI初心者向けの資格ということです。
どのような人向けの資格か
公式ホームページでは、次のような人を挙げています。
- AI、生成AIに興味関心のある方
- 生成AIを正しく活用したい方
- ビジネスでの生成AI活用に不安のある方
あと個人的に、次のような人もこの資格を取るといいと思いました。
- AIを勉強する指針や目標が欲しい人
- ネットの正誤性がわからない知識でなく、実際のAI有識者が出している知識で勉強したい方
- 勉強したという実績を残したい人
資格を取るメリット
就職や転職の好印象材料になる
最近IT系の転職をしているひつじボッチなのですが、求人の募集要項に「AIについて興味関心のある方」というのをちょこちょこ見かけます。そのくらい、企業もAIを扱える人材を欲しがっているということです。
あなたが人事側の人間で、採用面接に「実績はないけどAIを扱う知識がある人」と「実績はないけどAIを安全に扱う知識がある人」がきたら、面接官はどちらを取るでしょう。ひつじボッチだったら後者を採用します。なぜなら、技術は後から習得できるし、安全に扱う知識があるのであれば、その知識を共有してもらって他の人を「安全にAIを扱う人材」に育てられるからです。
「安全」って、価値が高いですね。
AIを扱う際のセキュリティ関連を学べる
AIを扱う技術については、SNSやネット検索で数多見ることができますが、そのセキュリティについて基礎知識がある人は少数になります。
刃物で例えるなら、ちゃんと扱えば便利な道具だけれども、「刃を人に向けない」「包丁は食品、ハサミは紙や紐類以外の用途に使わない」「不安定なところに置かない」と言った安全に扱う基本ルールがあります。そのルールを守らないと、下手したら捕まっちゃったりするわけです。
仕事をする上で、生成AIを使って作ったものが法に触れるものだったら、個人事業主でも企業でも、その後の信用度や業績に大きく関わります。
なので、「ちゃんと基本的なことはわかってますよ〜」を資格という見える形を取得することはとても良いメリットになります。
IT用語を正しく理解する機会になる
IT用語を、なんとなくの意味で言葉を使ってる人いませんか?
「ディープラーニング」という言葉を説明してください。と言われたら、なんと答えますか?
深いところで学ぶだから、たくさんデータを読み取って、その内容やルールを自分で考えて学んでる仕組み(?)
読み取るのにデータ分類分けしたりとかするのを「階層」って言ってる(?)
はい、この回答だと間違いになります。
「ディープラーニング」の正しい意味は、次のようになります。
「ニューロン」とは、脳の高度な働きを支えている個々の神経細胞のことです。
〜 一部省略 〜
この神経細胞の仕組みをプログラミングによって再現したものを「人工ニューロン」(ノード)といいます。人工ニューロンは、人間の脳のニューロンと同様、情報を受け取り、それを処理し、次の人工ニューロンに伝える役割を果たします。
こうした人工ニューロンによる複層的な情報伝達の仕組みを「ニューラルネットワーク」といいます。
そして、このニューラルネットワークをさらに何層も重ねて作ったシステムが、ディープラーニング(深層学習)です。
引用元: GUGA公認 生成AIパスポートテキスト&問題集 第一章より
…どゆこと??
言葉の正しい意味を学ぶことはかなり重要です。この教科書を読んで暗記するだけならテストは受かるかもしれませんが、実践の場ではちゃんとした意味を問われますから、ここでちゃんと自分の言葉で説明できるようにしておくと、「これからの時代」に使える人材になります。
試験の難易度
2024年10月の段階では、IT系の資格の中では比較的難易度は低いです。
個人的な感覚値でITパスポートくらいの難易度なんじゃないかなと思っております。
受験方法
オンラインで開催されます(IBT方式)。
※IBT方式とは
インターネット経由して実施する試験の総称
パソコン、スマホ、タブレットなどから受験できます。
受験日
2月、6月、10月に実施しています。
受験費用
11,000円(税込み)
学生さんの場合は、半額の5,500円(税込み)になります。
お高く感じますが、民間資格だとこのくらいの値段は普通にするので、異様に高くはないかなと。
でも、絶対落ちて無駄にしたくないお値段ですね。頑張って受かりましょう。
ひつじボッチは2024年2月に受験予定
ひつじボッチはAmazonで参考車を買い、ちょこちょこと勉強中です。
また状況が変わったら、更新します!