こんにちは、ひつじボッチです@・ω・@
皆さん、生命保険って入っていますか?
我が家も知人から去年子ひつじが生まれたので、さっそく保険屋さんから保険の見直しするよう営業されました笑
私が初めて保険に入るとなったとき、このような疑問が浮かびました。
・自分は生命保険に入る必要ある?
・必要保障額って、自分はいくら必要なんだろう
・シミレーションしてくれるけど、それって自分の利益のためにオーバーに出してるんじゃないの?(疑心暗鬼)
・自分で保証額計算するにはどうしたらいいんだろう
疑り深いゆえ、自分でいろいろ勉強して数年。
今は保険屋さんに意見できるようになり、自分の納得した保障金額の保険に入れるようになりました。
この記事は、以下のような人に向けて、ひつじボッチの考えのもとまとめてみました。
- これから保険に入ろうか検討している
- 家族全員、生命保険に入ったほうがいい?
- 保険料払い過ぎで、保険貧乏になりたくない
- 保険の保障金額が妥当か、自分でちゃんと知りたい
- 生命保険って何?おいしいの?
参考になればうれしいです。
生命保険ってなに?
生命保険とは、契約者が死亡、または高度障害(歩行が不可能・寝たきり状態・両目失明など)になった場合に契約時に取り決めていた保険金が支払われます。
生命保険の目的は、契約者が死亡・高度障害になったときに、その保険金を使って、その後の契約者、または遺族やご家族の生活を支え立て直すことです。
生命保険に入る必要がある人
あなたに万が一があった場合、困る人はいる?
先ほども供述したように、生命保険の目的は契約者に何かあったときにその後の生活を支えるためのものです。
では、万が一があったときに困る人は誰?というのをしっかり定めなければなりません。
独身者の方は、基本的に生命保険に入る必要はありません。
安いうちに入っといたほうがいい?
20代で健康な状態のほうが支払う保険料安いし、今のうちに入っておいたほうがお得じゃない?
個人的にその必要はありません。
だって、現代社会では結婚しない可能性も高くなってきてます。
いくら分入る必要がある?
必要保障額を出す簡単な考え方
まず結論からいきます。
必要保障額 = 月々の手取り × 12(ヵ月) × 契約年数-公的保障で賄える金額 -(貯金+金融資産-借金)
※ボーナスも生活資金として使わないと生活できない場合、ボーナスの手取り分も加算しましょう。
それぞれ、詳細を説明していきます。
月々の手取り×12(ヵ月)で、その人の今後の収入を把握
保険金を決めるにあたり、あなた(契約者)月々の手取りがいくらかが基準となります。
これから昇給するとかは考えず、現段階での手取りで計算しましょう。
例えば、月の手取りが20万円、契約年数がの場合。
20(万円) × 12(ヵ月) =240(万円)
なぜ現在の手取りなのか
例えば、月々手取りが20万円の人が、万が一あったときに家族へ月30万円お金が入るような契約を組んだと仮定します。
こんな契約を組むと、「あれ?契約者が亡くなったほうが収入がいいじゃないか。」と
そんなことあったら保険金目的の●人が起きてもおかしくない
専業主婦は0円?
専業主婦の方はお金を稼いでないから、生命保険いらないよね!
こういう考えになるかもしれませんが、専業主婦・主夫も立派な労働力です。
もし専業主婦・主夫の方に万が一があった場合、家庭の状況ががらりと変わります。
まず、家事全般を残されたご家族でやらなければなりません。
家事は人が生きている限り毎日発生する仕事であり、ちゃんとした生活ができなければ仕事もちゃんとできません。現段階で専業主婦・主夫がいなくなった場合、どれだけの仕事が自分に降りかかってくるのか、タスクを洗い出して検討してみましょう。
そのうえで家事代行に来てもらうのであれば、その金額をしっかり調べておきましょう。
次に、残された家族がショックで通常の生活が送れない状態になれば、仕事ができなくなるケースもあります。小さいお子さんとかだとメンタルケアが必要になることもあり、その時にフォローや診てくれるひとが周りにいるかも重要になってきます。
専業主婦・主夫をなくされた時の大きな痛手は、安心な居場所の喪失と人手不足です。
自身の仕事ができなくなることを加味し、最低限の生活ができる程度の保障を考えておいたほうがいいでしょう。
これを機に、外部サービスや家事分担を話し合ってみるのもいいですね。
契約年数は何年?
契約年数は、万が一何かあった場合に生活が破綻する期間が、保険が必要な期間(契約年数)となります。
例えば、以下のようなものになります。
- 子供が大学卒業・成人する・社会人になる(社会的独立)まで
→保険金を受け取る予定の被保険者が自立し、万が一契約者が倒れても生活していけるようになれば保険は不要になります - 被保険者が亡くなるまで
→保険金を受け取る予定の被保険者に亡くなった場合は、その後の生活を支える必要なくなるので、保険に入っておく必要がなくなります
公的保障でどのくらいカバーできるか
次に、自分がどのような公的保障制度を受けられるか、それでどれくらいお金を補填できるか調べてみましょう。
一般的に、以下のような保障や制度があります。
<契約者が会社員の場合>
- 遺族年金(遺族基礎年金・遺族厚生年金)
<契約者が自営業の場合>
- 遺族年金(遺族基礎年金)
- 寡婦年金
<生活に困ったときの子持ち世帯の受けられる制度>
- 児童手当
- 児童扶養手当
- 児童育成手当
- 医療費助成制度
- 生活保護
- 国民保険料の減免
- 国民年金保険料の減免
- 保育園料の減免
※地域によっては、その地域特有の支援制度などもあるので、自分の住んでる市町村のサイトを検索してみましょう。
社会保障については、こちらの本が1冊あるととても便利です。
自分がどの社会保障を受けられる状況か、チャートの矢印をたどっていけばわかるようになっており、絵や図を豊富に使って小学生でもわかるような内容になっています。
私の場合、万が一の時に出る遺族年金の金額は、以下の本にて参照させていただきました。
現在の総資産でカバーできるか
現在の総資産を算出します。
総資産 = 現在の貯金額(現金)+現時点での金融資産(持ち家や車は現在売却金額、投資信託、株式、海外株・ETFなど)-(現時点での借金・ローン)
投資信託や株は今後の上下幅などは気にせず、現在の金額を算出しましょう(計算すると面倒なので、今回は単純計算します)
借金やローンは、契約者に万が一が起きた時も残るのか否かを確認し、残るようであれば総資産から減算しましょう。
保険料をさらに絞りたい
必要な保険金で試算してみたけど、やっぱり月々の保険料が高いよ~
そんな方は、以下の方法で月々の保険料がさらに絞れないか検討してみてください。
収入保障保険で検討する
生命保険にもいくつか種類があり、そのなかで「収入保障保険」というものがあります。
この種類の保険は、定期保険や終身保険より、保険料が若干割安になります。
夫婦どちらかがいなくなった後の生活レベルを下げられるか検討する
保障金額を絞れば、毎月支払う保険金額が減額できます。
もしもの時に、今の生活費から以下のようなものが削れないか検討してみましょう。
- ローンが多いなら家を売り払って、実家に帰る
- 今より安い賃貸に引っ越す
- 子どもには高校までは私立ではなく、公立に行ってもらう
- 生活費の中(食費や被服費、日用品費など)をどのくらい削れそうか
途中解約も視野に入れる
保険は途中解約もできます。
解約方法を押さえておけば、契約期間に融通を持たせることができます。
例えば、「子供が大学卒業するまで」を契約期間としたいけど、もし浪人したり留年したりしたらどうしよう?もし大学行かなかったらどうしよう?
浪人や留年を考慮する場合は、現役で入学した場合からプラス1~2年くらい契約しておいて、お子さんが無事卒業したら電話で保険解約するというのも、ちょっと手間ですが1つの方法としていいでしょう。
(何年もずるずる浪人・留年するのを考慮するよりも、早く卒業しろとお尻をたたくほうがいいと思いますが…)
貯金や金融資産をこれからもどんどん増やしていく
貯金や投資が今後もしっかり定期的にできていれば、保険料をさらに削ることができます。
なぜなら、年月が経つにつれて資産が増加すれば、その分を保険で賄わなくてもいいからです。つまり保険の契約期間を短くでき、その分保険料を削減できます。
私事ですが、今回の保険の見直しの時にも、子供の大学費用分追加で定期保険に入りましょうとか、変動型投資系の保険を勧められましたが、「全部自分で貯金も投資もできますのでいいです~」とお断りしました☆
それ加入してたら、さらに60,000円/年とかかかってたんだろうなぁ…
この分はしっかり貯金して、家族旅行とかに使いたいです。
まとめ
生命保険の目的は、契約者が死亡・高度障害になったときに、その保険金を使って、その後の契約者、または遺族やご家族の生活を支え立て直すために加入します。
あなたは生命保険に入る必要があるのかどうかを判断するのに必要な基準は、あなたがたった今いなくなったときに、生活ができなくなる人がいるかどうかです。
高齢な親を扶養している、専業主婦の妻がいる、成人していない子供がいるといった、家族のためにお金を稼いでいる人が該当します。
なので独身で一人暮らしの人は、生命保険は不要です。その分自己投資して将来のお金に困ることがないよう、稼いで貯金しておきましょう。
生命保険で契約するときの保障額(万が一あったときに必要になる総額)の計算は、以下のようになります。
必要保障額 = 月々の手取り × 12(ヵ月) × 契約年数-公的保障で賄える金額 -(貯金+金融資産-借金)
※ボーナスも生活資金として使わないと生活できない場合、ボーナスの手取り分も加算しましょう。
基本的に今稼いでるお金で生活できるのですから、自分の月々の手取り×12(ヵ月)以上の保険は不要です。
契約年数は、契約者の方がなくなってもお金で困る人がいなくなるまでとなります。
例えば以下の例となります。
・扶養している人が、社会的に独立するまで
・扶養している人が、亡くなるまで
不必要に大きな額の保険をかけてると、保険金目当ての犯罪があったりしちゃうかも…?笑
そんな名探偵コ●ン君に出てくるようなことが起きないよう、保険は必要な分だけかけておくだけで、あとは楽しい人生のためにお金を使っていきましょう。
必要な保険金額がでたら、その中から社会保障で補える分、現在の貯金や保有している金融資産(現時点での金額)、これらを算出した保険金から減算します。
社会保障が何を受けられるかわからないよって方は、こちらの本がおすすめです。
一番コスパがよい保険
最後に、私が一番お金がかからないコスパ最強の保険と思っているものを紹介します。
それは、不測の事態に対処する知識を収集し、対処方法を考えておくこと
「もし自分がなくなったらこの紙に書いてあることやってね。」
「もし自分が倒れたらここに連絡してね。」
「なんかわからなかったらこの本読んで、役所とかで対処してね」
このようにして対策しておくと、その不測の事態が全然起こらないんです。嬉しいやら損した気分やら…
でも、その不測の事態起きたとしてももう対策が考えられてるんで、慌てることなく対処できて、全然大事にならないんです。
今はネットでなんでも調べられるて共有できる時代です。
楽しいこと・面白いことだけを共有するのではなく、役に立つ方法も共有されて、皆の生活レベルがよくなればいいなと思います。
以上、ひつじボッチでした@・ω・@
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